小児の多発性硬化症(MS)に対するシクロフォスファミド治療
Cyclophosphamide therapy in pediatric multiple sclerosis.
Neurology. 2009 May 13.
小児の多発性硬化症(MS)に対するシクロフォスファミド治療についての論文です。MSの小児の治療としてシクロフォスファミドに対する私たちの多施設共同研究のまとめです。シクロフォスファミド治療によるMS小児の後方視的にまとめた。臨床経過、治療、MRIについて調べた。シクロフォスファミドで治療を受けたMS小児17人を対象とした。一人以外全員が最初の治療以前にExpanded Disability Status Scale scoresの悪化もしくはの再発を繰り返していた。シクロフォスファミドを3つの方法のうちひとつで治療を行った。1、寛解治療のみ、2、寛解+維持療法、3、維持療法のみ。患者の多くは、初期治療1年後に評価したところ、再発率の低下と障害スコアの安定化があった。 多くの症例で長期の経過が得られた。シクロフォスファミド治療は多くの患者で効果がある。しかしながら、副作用として嘔吐、一過性脱毛、骨粗しょう症、無月経がおきる。一例で膀胱癌が見つかったが、うまく治癒した。結論としてシクロフォスファミドは最初の治療に抵抗するMS小児の治療として有用である。適応患者、治療方法、モニタリングについて考察する。


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