脳性麻痺小児における骨格筋脂肪変性
Adipose tissue infiltration of skeletal muscle in children with cerebral palsy.
J Pediatr. 2009 May;154(5):715-20. Epub 2008 Dec 25.
脳性麻痺小児における骨格筋脂肪変性についての論文です。四肢麻痺患者が正常児に比べて骨格筋への脂肪組織浸潤が多いのかどうか調べてみた。大腿中央部の脂肪組織と筋の横断面をMRIで評価した。身体活動も活動モニターにて評価した。四肢麻痺小児は大腿中央部横断面での筋肉内脂肪面積が2-3倍高く、筋組織面積は51%低かった。大腿中央の筋内、筋膜下、皮下の脂肪浸潤面積は大腿中央の筋肉面積を同じくらいで、四肢麻痺の子どもでより高かった。さらに筋肉内脂肪組織の横断面割合と筋膜内脂肪組織横断面割合は、それぞれ2.5倍、1.8倍正常小児にくらべ四肢麻痺のほうが大きかった。四肢麻痺小児はまた、身体活動も70%低く、それは筋肉内もしくは筋膜下の脂肪組織と負の相関を示した。四肢麻痺の小児は、正常小児に比べ骨格筋の脂肪浸潤が大きく、それは身体活動の低さと関係していた。


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