脳室シャントをしている青年が高血糖性ケトアシドーシス時に認めた一過性の脳室拡大
Transient Ventriculomegaly in an Adolescent Presenting with Shunted Hydrocephalus, Diabetic Ketoacidosis, and Hyperglycemia
Pediatr Neurosurg 2008;44:496-500
脳室シャントをしている青年が高血糖性ケトアシドーシス時に認めた一過性の脳室拡大についての論文です。DM性のケトアシドーシスを呈した脳室拡大について報告する。水頭症のためシャント術を施行され、脊髄髄膜瘤の治療をうけた15歳の男性が、DKAにて救命センターに搬送され、脳室拡大を指摘された。初診時は、患者は24-48時間に、傾眠、嘔気、嘔吐、発熱、多飲症であった。頭部CTは以前より脳室サイズが増大しており外科手術を勧められた。入院時血糖は1551で、重炭酸は9、pHは7.08であった。糖尿病性ケトアシドーシスとして治療したところ、発熱、傾眠、嘔気、嘔吐はよくなった。入院24時間後のCT再検では、元のサイズに戻っていた。画像所見と検査所見から言うと、一過性の脳室拡大は過度の高血糖と関係があると思われた。
高血糖と脳室拡大は関係あるのかもしれないのですね。不思議な感じがします。
| 固定リンク
「脳外科」カテゴリの記事
- 脳底動脈瘤の幼児における繰り返す後頭葉梗塞(2009.06.18)
- 外傷後無言症(2009.05.19)
- 乳児第三脳室の脈絡叢乳頭腫(2009.04.17)
- オリエ病(2009.04.10)
- 脊髄くも膜下スペース後のVPシャント不全(2009.02.27)


コメント