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転落事故による乳児の頭部外傷

Potential for head injuries in infants from low-height falls.
J Neurosurg Pediatrics. 2008 Nov;2(5):321-30.

 転落事故による乳児の頭部外傷についての論文です。転落は虐待同じくらいよいくある乳児の事故である。転落のメカニズムを理解は、偶発的もしくは故意の外傷の診断につながる客観的なデータとなる。この研究の目的は低地から転落した乳児に生じる衝撃力と角加速度を調べることである。乳児の人形を作り、マットレス、カーペット、コンクリートの上に低地から転落させた際に生じる衝撃力と3次元での角加速度を測定した。高さがあるほど、カーペットやコンクリートに頭から落ちたときのピークの角加速度、ピーク間の角速度の変化、速度の変化の時間間隔、ピークの衝撃力は増加するのに対し、マットレスに落ちたときは高さにはそれらは関係がなかった。カーペットに落ちたときは、その圧縮のおかげで0.6mと0.9mではピークの角加速度は大きな差はなかった。驚くことに矢状断のピークの角加速度は水平段のピークの角加速度に比べ同等か上だった。今回低地からの転落乳児の頭部にかかる3Dの角加速度と衝撃力のデータがでた。さらにこれからの乳児の頭部のコンピューターモデルによる研究では、低地から頭から落ちたときの後頭部骨折の可能性の今回の研究で測定した値を利用できると思われる。またこれらの研究では、偶発的、故意の頭部外傷の評価を手助けしたり、子どもの安全環境のデザインに寄与したりするだろう。

物理的な話が多く、難しかったです。こどものことを考えるとマットレスがいいんですね。さっそくうちでも利用してみようと思います。

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