最近のトラックバック

« デフラザコートと難治性てんかん | トップページ | リー脳症を引き起こしたNDUFA2複合体Ⅰの変異 »

タウ蛋白とS100Bと核黄疸

Tau and S100B proteins as biochemical markers of bilirubin-induced neurotoxicity in term neonates.
Pediatr Neurol. 2008 Oct;39(4):245-52.

成熟児のビリルビン関連脳症のバイオマーカーとしてのタウ蛋白とS100Bについての論文です。血清の総ビリルビン濃度と血清のタウ蛋白、S100B蛋白レベルとの関係を調べ、成熟児におけるビリルビン誘発の神経障害のカットオフレベルを予測した。総ビリルビン、タウ蛋白、S100Bレベルを92人の成熟黄疸児で測定した。神経診察、脳波、ABR、OAEを黄疸入院した新生児期と生後3ヵ月で測定した。全ての乳児において血清タウ蛋白とS100Bレベルは血清総ビリルビン値と相関した。タウ蛋白とS100B蛋白レベルは、総ビリルビンが19.1までは安定していたが、それを超えると著増した。ABR異常、神経異常、EEG異常を呈した乳児では、平均総ビリルビン濃度、タウ蛋白、S100Bレベルは、これらの異常のない乳児よりもかなり高値であった。総ビリルビンの臨床的、検査値的な神経毒性を来たすレベルは22mg/dLである。黄疸成熟児のタウ蛋白とS100Bの血清レベルは早期ビリルビン脳症と強く関連がある。

 総ビリルビンがあがると脳を障害し、それに反応してS100Bとタウ蛋白が血中に出てくるのですね。他疾患とS100Bとタウ蛋白が関連があるのか、もう少し勉強してみようと思います。

|

« デフラザコートと難治性てんかん | トップページ | リー脳症を引き起こしたNDUFA2複合体Ⅰの変異 »

新生児」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1088542/24682402

この記事へのトラックバック一覧です: タウ蛋白とS100Bと核黄疸:

« デフラザコートと難治性てんかん | トップページ | リー脳症を引き起こしたNDUFA2複合体Ⅰの変異 »